こんにちは!えくぼ夫婦です!
無知な私たちでも,1年間の節約27万円、結婚2年で貯蓄600万円を達成🌈
今と未来の為に分かりやすくお金に関して発信していきます♬
今回の投稿は新NISAについて解説していきます。
この記事を読むことで…。
- 新NISAの概要が分かる
- 新NISAの注意点が分かる
- 老後2,000万円問題や家計管理の不安が解消される
生涯投資枠が1,800万円まで増え、毎月3万円を年利5%で30年間運用すると約2,500万円、毎月5万円だと4,000万円を超えます。新NISA知って損はありません!!
1 2024年新NISAスタート!
(1) 図解
投資できる金額がかなり大きくなっているかな?
制限もなくなってる?
(2) 運用益・配当金が非課税
投資信託等を購入し、売った時の利益や配当金などが非課税になります。
利益は全部自分の物ってことだね!
NISA口座は単独で作ることが出来ないので、証券口座を作る必要があります。
※すでにNISA口座を持っている人は2024年にそのまま新NISA口座が開設されるので何もしなくても大丈夫!!
(3) 「つみたて投資枠」と「成長投資枠」
今までの「つみたてNISA」と「一般NISA」を合体したような口座になります。
- 口座開設は1人1口座(1金融機関)
- 1口座で「つみたて投資枠」と「成長投資枠」が運用できる
- 金融機関によって購入できる商品や投信の最低積み立て投資額が異なる
2 新NISAのポイント
(1) 18歳以上が利用できる
- 日本在住で1月1日時点で18歳以上であれば利用可能
- 年齢の上限なし
(2) 恒久化
- 口座開設・投資期間が無期限で利用可能
- 始める、止める、下すが自由
ライフプランにあった使い方ができそうだね。
(3) 非課税期間は無期限
つみたてNISAは20年、一般NISAは5年の縛りがありますが、新NISAは無期限で非課税運用ができます。
- 特定口座等では20%の税金がかかるが、新NISA口座は無期限で非課税
- 無期限により長期で資産を育てられる
(4) 「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2種類に投資できる
今までは「つみたてNISA」と「一般NISA」を一緒に利用できませんでしたが、新NISAではそれが同時に利用できるような状態と似ています。
(5) 年間投資枠上限は360万円
年間で「つみたて投資枠」には120万円、「成長投資枠」には240万円で、合計で360万円が上限で投資できます。
- 旧NISAの口座で管理している商品は移せない
- 投信の分配金の再投資は「新規買い付け」となり投資枠を使ったとみなされる
- 買い付け手数料等は投資枠に含まれない
旧NISAと新NISAの商品は別々で運用されていくんだね。
(6) 生涯上限1,800万円
- 1人生涯1,800万円まで商品を購入できる
- 1,800万円を超えて利益が出てもそのまま運用可能
- つみたて投資枠は1,800万円までで、成長投資枠は1,200万円までが上限
1,800万円全部つみたて投資枠でもいいし、成長投資枠1,200万円とつみたて投資枠600万円でもいいってことだね。
自分たちの購入したい商品によって組み合わせが変えられるんだ~。
(7) 売却で翌年に投資枠が復活!
例えば…
①400万円運用して500万円に増えた
②500万円解約して引き出した
③翌年以降に400万円分の投資枠が復活(年間つみたて投資枠120万円、成長投資枠240万円の合計360万円の範囲内で購入可能)
④買いきれない場合は翌々年以降に積み立て可能
1,800万円運用して増えた分も一気に解約したら、翌年以降からまた上限1,800万円で積立てできるんだね♬
(8) スイッチングは不可
iDeCoでは、A投信100万円分を解約してその100万円でB投信を購入することが可能です。
NISAでは、解約すると一度現金化されて口座外に出てしまうので、NISA口座内で売却したお金を使って別の投信を買うことはできません。
3 つみたて投資枠で積立てる
つみたて投資枠で購入できるのは、つみたてNISAと同じで選りすぐりの株式投資信託とETF(上場投資信託)です。
投資方法は積立方式(一括は出来ません)。
毎日、毎週、毎月でもいいです。ボーナス時に一時増額可能(年2回以上で積立てとみなされる)。
(1) 投信かバランス型
① 株式に投資する投信
日本株に投資するものや、先進国株に幅広く投資するもの、日本を含む世界株式に丸ごと投資するタイプの投信のことです。
② バランス型投信
必ず株式を含めたセット商品になっているもの。
株式と債券、株式と債券と不動産等
(2) ほぼインデックスファンド
インデックスファンドは、株式の代表的な指数(インデックス)に連動した投資成果を目指した銘柄です。リスク分散や低コストな運用が特徴です。
① 指定インデックスファンドが195本
- 指定された指数に連動する
- 購入時手数料は無料
- 保有中にかかる運用管理費用(信託報酬)も上限が決められている
② 指定インデックスファンド以外の投信(アクティブ型)が30本
- アクティブファンド(※1)や指定されていない指数(※2)に連動する
- 純資産総額(投資信託の資産)が50億円以上
- 設定から5年以上経過
- 設定来、資金流入超の回数が2/3以上
- iDeCoや企業型DCでも利用されている
※1 指数にとらわれない運用を目指し、一定の手順に基づいて運用会社が銘柄をピックアップします。手数料は高め。
※2 中小型株やニューヨーク・ダウ指数
③ ETFが8本(上場投信)
- 指定された指数に連動している
- 購入時・売却時に手数料がかかることがある
※計233本(2023.6現在)
4 成長投資枠で積み立てる
購入方法は積み立てと一括で可能。
(1) ほぼ一般NISA
上場株式や公募株式投資信託、ETF、海外ETF、REITなどほぼ一般NISA同じ商品が購入できます。
しかし以下のものは成長投資枠では除外です。
① 上場株式
整理・管理銘柄に指定されている上場株式は除外
② 公募株式投資信託・ETF
- 信託期間20年未満
- 毎月配分型
- 高レバレッジ型
ブルベア型(値上がり益が大きい分値下がりも大きい)、通貨選択型(仕組みが複雑)、テーマ型(運用期間が短い)は成長投資枠で購入できなくなるんだね。
何か難ちー💦
③ 預金や債券、公社債投資信託は対象外
- 外貨MMF(マネー・マーケット・ファンド)
- FX
- 金・プラチナ
(2) つみたて投資枠と同じものも買える
- つみたて投資枠で購入できる商品は成長投資枠でも要件を満たしている。
- つみたて投資枠と成長投資枠で同じ商品を購入可能
つみたてNISAが360万円分できるってことだね。
5 ここに注意!!
(1) 利益が出ないと損
- 解約時に利益が出ていれば非課税の恩恵を受けられる
- 元本を割れば損を受け入れるしかない
- 他の課税口座と損益を相殺する損益通算が出来ない
リスクを受け入れることも頭に入れておかないと…。
(2) 受け取り方法(設定)の確認
受け取り方法には以下の3つがあります。
受け取り方法 | 課税 |
ゆうちょ銀行や郵便局などに「配当金領収証」を持ち込んで受け取る方法 (配当金領収証方式) | 20.315%課税 |
指定した銀行口座で受け取る方式 (登録配当金受領口座方式又は個別銘柄指定方式) | 20.315%課税 |
証券会社の取引口座で受け取る方式 (株式数比例配分方式) | 非課税 |
最初の設定で株式数比例配分方式にしておこう!
(3) 海外転勤
- 出国日の前営業日までに「非課税口座継続適用届出書」を金融機関に提出すると、最長5年間NISA内で商品を保有可能(2019.4~)
- 帰国後に「非課税口座帰国届出書」を提出すると新規買い付けが可能
- 一部大手証券や信託銀行は対応可能だが、ほとんどのネット証券は非対応(2023.3末現在)
- 非居住になると口座が持てない(各金融機関で対応は異なる)
5年を超える場合はNISA口座を持たない選択が必要かな?
6 まとめ
もう一度まとめです!
- 対象年齢は18歳以上
- 口座開設期間や非課税保有期間は無期限に
- つみたてNISAと一般NISAを合わせた「つみたて投資枠」と「成長投資枠」に投資ができる
- 年間でつみたて投資枠(積み立て購入)は120万円、成長投資枠(積み立て及び一括購入)は240万円の合計360万円まで投資可能
- 生涯投資枠は1,800万円(成長投資枠は1,200万円まで)
- 売却すれば翌年に投資可能枠が復活
- スイッチングは不可
- 元本を割れば損で海外勤務者も注意点あり
投資初心者でも資産を増やせるチャンス!!
経済的に自由になりたい方や、自分たちのライフプランに合わせて必要なお金を貯めながら増やしていきたい人は新NISAを始めてみましょう♬
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